額縁にはほとんどの場合、作品を保護するカバーが付いています。
この素材も以前はガラスが一般的でしたが最近はアクリルや塩ビ
といった素材も用いられるようになりました。
塩ビはポスター用のフレームパネルなど一部に用いられますが
それ以外ではガラスかアクリルを使用することがほとんどです。
では、ガラスとアクリル、どちらを選べば良いのでしょう。
一般的に両者では以下のようなメリット、デメリットがあります。
ガラス
○キズが付きにくい
○割れない限り長持ちする
○アクリルに比べ安価
×アクリルに比べ重い
×割れた場合エッジが鋭利で危険
×取り扱いに注意が必要(硬いものにエッジを当てたりすると欠けやすい
アクリル
○軽い
○割れにくい
×キズが付きやすい
×静電気を帯びやすい(ホコリが付着しやすい)
×熱で変形する場合がある(強力なスポットライトをあてる等)
上記のような特性を考慮して選ばれると良いでしょう。
メーカーでは水彩額では三三判、油絵額では12号から上のサイズはアクリルを標準装備している場合が多いです。
ただ小さいお子様のいるご家庭ではアクリルを使われると安心です。
因みにうちの息子も部屋の中で良くモノを投げてます…。
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